インターステラー

メメント、ダークナイト、インセプション、TENETで有名なクリストファーノーラン監督の超大作。


タイトル通り、地球から宇宙へ旅立つ物語です。

”重力の強いところでは、時間が遅く進む”

”我々は縦横奥行きの3次元と、時間を合わせた4次元世界で生きている”

”ブラックホールとは、この世界最速の光(秒速10万キロメートル)ですら脱出できないほど重力が強い天体のこと”

という前提知識さえあれば楽しめる映画。


近未来の世界、世界中で植物が枯死する疫病が流行し、気候が混乱、人類は餓死すると予測された。国家間の戦争もなくなり、人々がただ”生きるため”だけに資源を使うようになったある意味では平和な世界。


主人公クーパーの住む家の2階の部屋では、本が勝手に棚から落ちる、という奇妙な現象が起こっていました。そしてある日砂嵐が部屋に吹き込んでしまったとき、砂ぼこりがバイナリ信号の形で床に積もっていることに気付きます。部屋では重力異常が起きていたのです。


バイナリ信号を解読したところ、それは座標を示していました。主人公は物語に一気に引き込まれていきます。

部屋に重力異常を起こした者と同一人物だと思われる”5次元空間の住人(未来人)”が作ったであろうワームホールを通じてはるか遠い銀河に向かう主人公ら。


極限状態のなか、人類を救う希望をみつけることはできるのか。

3時間近くにわたって圧倒的なスケール、映像で流れる超大作。ハンス・ジマー氏による、のちに何度もカバー演奏の動画がアップされるエモーショナルなサウンドトラック。実写にこだわった撮影により、宇宙空間にいるのに現実味がケタ違い。これを観て面白くないと思う人間がいるとは思えない作品。


そして描かれる親子の愛。


超スケールの、まさに映画ってこれ!!という感動が味わいたい人におすすめの一作。

映画を観たいとき

僕が観たことのある映画を紹介するページです。 なんとなく映画を観たい気分のとき、参考になれば幸いです。 僕の関連ブログ 「本を読みたくなったら」 https://wonderlibrary.amebaownd.com/

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