ニュー・シネマ・パラダイス
世界中で愛されている、映画の金字塔的な存在、ニューシネマパラダイスです。
映画は、嵐の夜に、男性がとある人の訃報を電話で受け取るところから始まります。
ポスターで自転車に乗って映っている男の子が、訃報を受け取った男性の少年時代の姿。
受け取ったのは、うしろのおじいちゃんの訃報でした。
これは、少年時代の回想の物語です。
イタリア、シチリアの小さな村での物語。
この映画は、ひとひとりの人生というものが、どれだけ物語になるかということを教えてくれます。なんてことはない普通の男の子の物語なのですが、それがどれだけ愛おしいものなのか。イタズラ好きの頭の良い子から、恋に焦がれる青年へ。少年は青年へと成長していきます。映像、編集、音楽、どれをとっても素晴らしく、落ち着いてみられる映画です。
タイトルは、おじいちゃんが村で唯一の、映画の映写技師の職に勤めていることが関係しています。タイトルからは想像もできない、この映画の中身は、観た人にだけ。
人生を愛したくなったひとにおすすめの映画です。
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