ゴーギャン タヒチ、楽園への旅
ゴーギャンが初めてタヒチを訪れた1891年から1893年までの期間を描いた物語。
フランスでの友人の協力により絵の売り立てが成功し、旅行資金を得たゴーギャンは、兼ねてより旅行先と決めていたタヒチに移住することを決める。
「人工的・因習的な何もかも」から逃避することが目的であったとされている。
実際、彼の傑作はこの旅行後におおく生みだされている。
原風景的な島の生活風景をおおく描き、島の女性を娶って多く描いた。
2人の生活は次第に破綻していき、ゴーギャンも島での居場所を失ってゆく。
どこまでが史実かは判断の難しいところだが、大体で楽しめばよいと思われる。
生誕170年を記念して作られた映画。
ゴーギャンの絵をさらに楽しみたい人におすすめの一作。
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