桐島部活やめるってよ
高校生を題材にした、心理描写映画。
明確なストーリーはなく、とある一週間を別の視点から描いた5編の物語によって映画は進んでいく。
桐島というバレー部のキャプテンが突如部活を辞めるという噂が広まり、当の本人は学校にこないというところから物語は始まる。そして桐島は実際には登場することなく、他の生徒の伝聞のみで人物が描かれる。
さまざまな思いを抱えた者同士が日本の学校という特殊な環境において交錯し、さまざまな「学校ってこういうこと、あるよな。」という展開が広がっていく。スクールカーストのようなものが主なテーマとして一貫しつつ、ひとりひとりの抱える心の課題も描かれている。
観ると、自分は学生のときこのキャラクターだった!という人物がだれかに当てはまることがおおいと思われる。そして、学校って、高校生の時って、こういうことあったあった!となるであろう。日本の高校の雰囲気をリアル寄りに描いた映画。外国人には一切伝わらないであろう。
0コメント