世界最速のインディアン
なんてチープなタイトルなんでしょうか。
物語の温かさをまったく表現していません(笑)!
これは、ニュージーランドから遠いアメリカのユタ州で開催される、1000cc以下最速の乗り物を決めるコンテストでの優勝をずっとずっと夢見続けたおじいちゃんの物語。
よぼよぼで、みんなに「勝てるわけないw」「冗談だろ?w」「死ぬ前に挑戦ぐらいさせてやろうか」と思われながらも、ひとり、バイクをもってコンテスト会場に向かいます。
しかしずっと田舎のニュージーランドで暮らしていたおじいちゃんは、アメリカの街の雰囲気や常識がわからず、途方に暮れてしまいます。でも、行く先々で、いろんな人がおじいちゃんを助けてくれるのです。そんなおじいちゃんの旅物語。出会った人々との会話も笑えるものばかり。
そしておじいちゃんはレースに出場できるのか。
そもそもおじいちゃんが作ったバイクは速いのか?
そしてこれ、ほぼ実話です。
タイトルにだまされず、
あたたかいおじいちゃんの旅を一緒に楽しみたいひとにおすすめの一作。
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